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ブリャートのラマ僧がソチでアメリカのスノーボード選手に金メダル獲得の手助け
15:5512/02/2014
 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリャートのラマ僧がソチでアメリカのスノーボード選手に金メダル獲得の手助け

 

ソチの仏教徒たちがスノーボードのスロープスタイルの最終戦の前夜に、アメリカのジェイミー・アンデルセン選手が負傷を乗り越えることを手助けした。彼女はスロープスタイルでチャンピオンのタイトルを獲得した。ラマ僧たちは、ロシア代表チームの成功のために祈祷し、また、信仰宗教に関係なくすべての人たちを助けている。この旨、ロシアの仏教の伝統的僧迦(サンガ)の代表者がロシアノーボスチ通信に発表した。

宗教を超えたセンターが、キリスト教、仏教、イスラム教、ユダヤ教やその他の宗教を信仰するスポーツ選手たちの道徳的そして心理的援助のために3か所のオリンピック選手村に設置されている。センターでは、すべての選手の健康と幸福、そしてすべての福祉のために仏教寺院が祈りを捧げており、ロシア代表選手の成功と勝利の手助けをしている。精神的そして心理的援助を求めて、ブリャートからの7人のラマ僧にロシアの地方や外国からの選手やボランティア活動者たちが相談に来る。彼等の祈祷を求めて仏教徒のジェイミー・アンデルセン選手も相談に来た。

「スノーボードのスロープスタイル種目の決勝戦の2日前に彼女は転び負傷した。どんなスポーツ選手でもこれは大きなストレスになる。恐らく、アンデルセン選手は我々ラマ僧の治療者のことで頭がいっぱいだった可能性がある。ウランウデの仏教寺院「ハムブインル・フレ」から来たラマ僧バイル・ラドナエフは2日間で彼女が怪我に対応できる手助けをした。治療マッサージとジェイミーの自分の力を信じる気持ちが短時間で彼女を立ち直させる手助けになった」とラドナエフは述べた。

「仏教は自分のものと自分のものではないものとを区別しない。すべての生きた生命への思いやりと支援は、本当に広範に行われている。人々同士が平静心と尊敬の気持ちを持つことはみんなの幸福への普遍的な道になる」とロシアの仏教のサンガの代表者は述べた。

 

 

 

 

 

 

雪解けでも中銀は軟化しない、さらに2銀行が減少

 

ロシア中銀は銀行浄化を継続している。今回も、問題の商業銀行「ヨーロッパ・トラスト・バンク」(ユーロトラスト銀行)と「リンク・バンク」の2行が銀行活動を行なう権利を失った。しかし「モイ・バンク・モーゲージ」(私の抵当銀行という意味の名称)は健全化される機会を得た。

中銀の情報によると、ライセンスを失った銀行は疑惑操作に関与していたとしている。「ユーロトラスト銀行」は、2013年の9ヵ月間で行なったこのような操作の総額は70億ルーブル(224億円)を超えた。「リンク・バンク」は、外国との協定と取引で国内から資金の流出と現金化への操作に関与し、2013年に行なったこの操作の総額は200億ルーブル(640億円)を超えると言われている。ライセンスを没収された両行の預金者への払い戻しは2月25日までに始める。

 

 

 

 

 

 

「サンクト-ペテルブルグ」銀行、「ヨーロッパ」銀行を買収

 

ロシアのトップ30以内にランクされる金融機関「サンクト-ペテルブルグ」銀行は、プレス-リリース(短信発表)で、同行がカリーニングラードの「ヨーロッパ」銀行の株式100%を購入し諮問評議会とロシア中銀の承認を得たことを発表した。

協定は2月23日に手続きされ、現在「ヨーロッパ」銀行は「サンクト-ペテルブルグ」銀行の構成下の姉妹銀行として活動している。

リリースでは「ヨーロッパ」銀行との取引は、「サンクト-ペテルブルグ」銀行が、前者の支店網と顧客基盤を活用することにより、中小企業や小売り業の地方での展開と、カリーニングラード市及びカリーニングラード州の銀行サービス市場の10%以上を占めることが可能になるだろう」と指摘している。

 

 

 

 

 

 

カザフスタン国営銀行、自国通貨の切り下げを発表

 

カザフスタン国営銀行は、自国通貨テンゲの従来の水準の両替レートの維持を断念し、通貨介入額とテンゲの為替レートの通貨介入を減らす決定を採択したことを発表した。

国営銀行の発表によれば、同銀行は新しい水準での為替レートは1米ドル約185テンゲを想定している。

判明しているところによれば、2月11日の時点で国営銀行の公式為替レートは1米ドル当たり155,5テンゲの水準で設定されたと言う。

発表では、また、国の経済にとって為替レートの持つ意義が高いことを念頭に入れ、最近の国営銀行の通貨政策は1米ドル当たり145-155テンゲの範囲で維持されること目標にしている。この水準であれば経済と金融の安定が確保されるとしている。2013年のカザフスタンのGDP(国内総生産)は実質ベースで6%上昇、インフレ(消費者物価上昇率)は同国の記録的最低値である4,8%の上昇だった。

しかし同時に、発表では、カザフスタンの経済はグローバル経済に密接に統合されており、国営銀行も世界の金融及び商品市場の状況を考慮しないわけにはいかないことが強調されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。

全ての記事は(全部で3つあります)ウェブ・サイトhttp://t21.nikkei.co.jp/ で閲覧可能です。

 

 

以上。