広島の派遣団がオレンブルグ訪問 姉妹都市締結に向けて
08:0512/03/2008

オレンブルグ。311日。ロシア・ノーボスチ通信社。アンドレイ・ラリコフ。

 

日本の都市、広島、の派遣団が、水曜日(3月12日)に両都市の姉妹都市締結の可能性を調査するためオレンブルグを訪問するとオレンブルグ大学の報道部が発表した。

 

発表によれば、日本の派遣団の訪問目的はオレンブルグ州と広島県との協力拡大、及び、両都市の姉妹関係締結問題を今後協議するため現場の状況を視察するためとのことだ。

 

報道部によれば、広島の派遣団はオレンブルグに3日間滞在、派遣団の構成は、日本原水爆被害者団体協会(略称、被団協)会長キヤ、日本第一テレビチャネル編集長イシカワ、そして、在ニージニー・ノヴゴロド日本センター副所長マツザキが含まれると発表した。

 

オレンブルグ州政府での交渉とオレンブルグ州情報政策・社会・外交相セルゲイ・ゴルシェニンとの会談が予定されている。その後、派遣団はオレンブルグ国立大学を訪問し、そこで、オレンブルグ大学学長のウラジミール・コワレフスキーと面談すると報道部は発表した。

 

訪問中、日本ミッションのメンバーはオレンブルグ日本情報センターで日本語の語学聴講者と面識し、その後、生物体や生態系の放射線の影響の問題の研究者との会談を予定している。木曜日(3月13日)には、ミッションは、国際学術会議の総会の作業に出席し、オレンブルグのジャーナリストと面談を持つ。訪問計画には一連の保健施設への訪問も含まれていると報道部は発表した。