ロシアの発電量、近々数年間は増加を維持するだろう
14:3504/03/2013

 

 

 

 

 

ロシアの発電量、近々数年間は増加を維持するだろう

 

ドミトリー・メドベージェフ首相は、エネルギー政策会議で、ロシアの2012年の発電量は1%増加した。この(増加)傾向は、近年数年間は維持するだろうと言明した。先にロススタト(連邦統計局)は、ロシアの2012年の発電量は2011年の指数よりも1,1%増の1兆640億キロワット/時に達したと発表していた。

首相は、同時に電力消費も増大していることを付け加えた。その際、エネルギーセクターは、主要基金のコストが高いなど一連の問題も存在するが、状態は安定していることも指摘した。専門家たちの評価でも電力網の約70%は、通常の稼働期をまかなえるとのことだ。そして発電装置の60%も30年以上の機能を維持するだろうと述べた。

 

 

 

 

ペシュコフ、プーチンとヤヌコビッチが3月4日にウクライナのガス輸送システムの状況について協議すると発表

 

ロシアの大統領報道官のドミトリー・ペシュコフはロシアノーボスチ通信に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ大統領が月曜日(3月4日)のモスクワで、ウクライナのガス輸送システムの状況を含む両国のエネルギー協力について協議するが、その際、協議結果についての特別な書類に調印する計画はないと発表した。

交渉の何らかの進展については、ペシュコフの発言によれば、何かを述べることは時期尚早とのことだ。彼は「先を見ずに、専門的な交渉に徹するべきで、先を読んだ発言は時期尚早だ」と述べた。

さらに、彼は、ウクライナでのロシア語の問題も取り上げられることもないだろうとしている。在キエフのロシア大使ミハイル・ズラボフは、先に、3月にヤヌコビッチ大統領のモスクワ訪問を発表していたが、その際、「ナフトガス・ウクライナ」の「ガスプロム」へのガス採掘不足の負債に関する紛争は、今回の両国のエネルギー協力に関する対話に影響はあたえないだろうことを表明した。

 

 

 

 

下院選挙、2016年から新しい制度で行われる

 

2016年の第7回招集下院選挙は党の名簿リストと1人区制の両建て行われる。これは大統領により下院に提出された法案で検討されていたことにもとづくものだ。この旨、下院のセルゲイ・ナルイシキン議長が発表した。

ナルイシキンはこの法案の作業はすでに始まっていると指摘し、「私は文字通り30分前に関連の憲法法律及び国家建設委員会にこの法案を送付したところだ。作業はすでに今日現在で始まっている」と述べた。

その際、ナルイシキンは、法案提出は「予測されたこと」であり、「選挙への両制度導入の提案は、プーチン大統領は連邦議会でメッセージを発した。選挙の遂行の仕方、どのような基準と手続きで行うことが、議会外の政党を含めて政党にとって関心があるのかを検討すべきだ」と述べた。

 

 

 

 

「バイカル・ガバナ」観光地帯の送電線の建設がブリャ-ツクで始まる

 

122キロメートルで220キロワットの能力を持つタタウロボ-ゴリャチンスカヤ間の送電線の建設がブリャ-ツクで始まった。これは「バイカル・ガバナ」(バイカル湾と言う意味)連邦観光地帯とバイカル湖近辺の地帯の電力を安定的に保証するものである。この旨ブリャーツク共和国政府の代表がロシアノーボスチ通信に発表した。

送電線建設は電力送電が困難な山岳地帯で行われる。送電線は数回、高い山岳地帯を経由する。バイカル湖近辺には、広大な山岳間の窪みがあり、さらに、1,5キロ弱の広い水域を持つセレンガ航行路を始めとする10ヶ所の水域遮断所がある。ここでの建設は、バイカル環境中心地帯で行われ、独特な天然自然の保護を必要とする専門的な条件が要求される。

 

 

 

 

イワノフスク州の冶金工場が夏に始動

 

イワノフスク州の建築鋼材生産のためのボルガ電力冶金工場の1号基の稼働が夏にも始まる。この工場建設には約16億3000万ルーブルが投じられた。この旨、同州政府が発表した。

先に発表されていたところによると、有限責任会社「VEMZ」によるイワノフスク州で年間12万トンの建築鋼材生産の投資プロジェクトは数年間から始まっていた。2009年には金融危機から建設は一時停止されていたが、その後継続された。このプロジェクトの遂行は同州の建設セクターの強化を促進することになる。なぜなら鋼材の生産は住宅1平米の建設コストを安くすることができるからだ。

イワノフスク州のミハイル・メニ知事は、同工場を訪問し、生産ラインや設備を視察し、投資家や同工場の幹部と生産始動時期について協議した。知事の意見のよれば、工場の始動はイワノフスク州や近隣の州が抱える建築鋼材調達の問題を解決するだろうとのことだ。

 

 

 

 

ルカシェンコ、政府を解任させると脅す

 

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、もし2013年に同国で2012年のような経済状態が観測されれば、ベラルーシ政府を解任させる旨政府に送付すると約束した。

2012年にはベラルーシでは経済の予測された指数を達成することが出来なかった。例えば、GDP(国内総生産)は計画では5-5,5%成長を目標としていたが、実際はわずか1,5%の成長に留まった。

「我々が昨年形成した状態を本年も継続することは許されない。昨年の繰り返しは即座に政府の解散を意味する」とベラルーシ国営通信「ベルタ」は、金曜日(3月1日)の政府内閣拡大会議で演説した同大統領の発言を引用し掲載している。

 

 

 

 

ロシア自由民主党議員、休祝日の10時まで騒音の禁止を提案

 

ロシア自由民主党のミハイル・デグチャリェフ議員は、休祝日の朝10時まで3時間騒音を立てることを禁止する法案を検討するよう下院に提出した。この旨、金曜日、下院がロシア・ノーボスチ通信に発表した。

同議員は、既存の法律は市民の権利を夜間時間帯の休息のみを保護しているとし、現在は法律では23時から7時まで騒音を立てることが禁止されている。「しかしながら、朝の時間帯(7時から10時まで)は特に重要と見なされていない。従い、朝の騒音は許されてしまっている。朝の静けさを継続させ、休祝日の夜23時から翌朝10時までの時間帯も騒音を禁止する統一水準を設定すべきとの提案を出した」と説明した。

 

 

 

 

 

 

これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。

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以上。