当局が汚職撲滅に積極的 - メドヴェジェフ言
12:2716/03/2009

 

 

ロシアでは汚職撲滅闘争が積極的に進んでおり、明確な前進が見られる。
ロシアの大統領ドミトリー・メドヴェジェフは、第1チャネルのテレビ番組「大統領との会話」の演説の中で、役人に対する刑事事件の数が増え、地域指導者に対する一連の反響を呼んだ事件の捜査が行なわれていると述べた。

 


メドヴェジェフは、テレビ放送の中で、「昨年、国家及び自治体サービスの規則の違反者に対する刑法犯が4万件摘発された。私は、この数字は2007年に比べて多いが、これが多いか少ないかは今言わない」と述べた。

 


「最近、私は、この方向での当局の真剣さを証明する一歩が踏み出されているように思う。オルロフ州やペルミ州や沿海地方での指導者に対する所謂反響を呼んだ一連の大事件は、この種の犯罪に対し最後まで究明する当局の決意を感じる」。
役人による収入申告について言えば、大統領は、現行法律が義務付けておらずそして通常申告は選挙運動期間中のみ行なわれていたにも拘らず、自分の収入を毎年申告すべく決定を下した。


「いずれにせよ、本年私はこれを行なう。そして自分の例を他の国家役人も見習ってくれることを期待する。これは私が彼らにそのことをそれとなく仄めかしいるものだ」とメドヴェジェフは語った。

 


「大統領との会話」は、市民と国家主席との交流の新しい形態だ。以前、メドヴェジェフは、連邦テレビ番組のインタビューには答えた得たことはあるが、テレビで演説することはなかった。