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ロシアの見解:北朝鮮はミサイル発射を自粛すべきだ  
23:1030/03/2009
 

 

 

ロシアの外務次官アレクセイ・ボロダフキンは、金曜日、北朝鮮は人工衛星搭載のミサイル発射を自粛すべきだと言明した。
ボロダフキンはジャーナリストに、「我々は現在北東アジア地域の情勢が緊張していると理解している。従い、北朝鮮の我々のパートナーはできればこの発射を控えた方が良い」と言明した。

 


ボロダフキンは、「我々は、この立場をピョンヤンにもその他の我々のパートナーにも述べており、この見解を維持して行く積もりである」と述べた。
ボロダフキンはロシア側は常にこの問題を巡って感情を高めてはいけないことを常に強調して来た。さらに、「大騒ぎせず、また、お互い脅威を煽ることなく状況を冷静に評価し、そして発射を巡って発生しているあらゆる問題は関係国の間の対話と協議により解決されることが必要だ」と付け加えた。

 


通信衛星の発射を準備している北朝鮮は、舞水端里(ムスダンリ)岬のミサイル発射施設に「テポドン-2」型ミサイルをすでに設置している。
アメリカの国務長官ヒラリー・クリントンは、北朝鮮のミサイルを発射するこの計画を、「影響を及ぼす可能性のある扇情的手段」と名指した。彼女は、もしピョンヤンがミサイルを打上げれば、アメリカは国連でこの問題を取り上げると発言した。

 


北朝鮮外務省は、前夜、ピョンヤンは、もし国連安保理が同国のミサイル発射を審議するならば、6ヵ国会議を中断する旨表明した。なぜならこのようなステップは、北朝鮮に対する「敵対行為」と見なされるからだと同国外務省筋は言明している。

 


日本政府は、金曜日に、安全保障会議(議長・麻生太郎首相)を開き、もしミサイルあるいはその一部が日本の安全を脅かすようなことがあれば、防衛大臣濱田靖一が、北朝鮮のミサイルを迎撃する指令を自衛隊軍に発する旨、決定した。