ロシア、北東アジアの紛争の国際化には反対
モスクワは北東アジアの紛争の国際化及び国連憲章の違反には反対の立場を取る。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は紛争は平和的にそして当事国の間で直接解決されるべきだと言明した。
ラブロフは記者会見で「地域に領土的紛争があること、これはすべて十分に知っている。そして我々は、これらの領土紛争が平和的に、国際化せずに、当事国の間で直接解決されることを支持する立場に立っており、この方向での如何なるステップも更に歓迎する」と述べた。
外相は、「我々は、アジア太平洋地域と北東アジアに関する問題を含むあらゆる国際問題は、国連憲章の確立した基礎に立脚して解決すべきことを繰り返し強調した。国連憲章は第二次世界大戦の総括を補強するものだ。私が理解するに、国連憲章はすべての国連加盟国が批准した。それゆえ、すべての加盟国はその条項に拘束される。従い、国連憲章に第二次世界大戦の結果の総括を疑いに晒すことは、国連憲章を直接の矛盾の下に晒すことを意味する」と付け加えた。
ラブロフは、モスクワは、北東アジアで継続している緊張を和らげることに関心があり、そうなることを支援していることを強調した。
限られた予算での経済支援策が作成さる
「ベードモスチ」紙は火曜日(1月21日)、ロシア経済発展省は、2014-2015年にかけて政府により遂行され、限られた予算の中で経済成長に刺激を与える目標を掲げ「社会経済発展第一方策構想」を作成したことを発表した。
夏に作成された経済発展省の先の計画は主に様々な形の予算貸付支援が想定されていた。しかし、現段階では、これらの予算は支援の手助けにはならなかった。経済発展省は、企業の高い出費と低い生産性との間のギャップは、成長の衰退を導き、長期的な景気停滞のリスクを生じさせてしまうと警告している。
同省の意見では、独占企業からの価格圧力の削減、将来的な部分的な脱独占への移行、ビジネスに対する国家規制の緩和、労働市場の柔軟性、独占禁止規制の実践の見直し、非資源部門の輸出への支援が必要であるとしている。「国家の財政支援を要求する項目には、新しい構想として国民福祉基金による中小企業への財政融資が入った。尤も、財務省は従来通り断固としてそのことには反対しているが」と「ベードモスチ」紙は掲載している。
ロシアで高い財政上のランキングを持つ地方は外国で融資を受けられる
イーゴリ・シュワロフ第一副首相は、ロシアの地方で外国で融資を受けられるのは、国際レーティング機関2社からロシアのソブリン(国家)ランキングより低くないランキングを得た地方のみだと発表した。
シュワロフ氏は、ドミトリー・メドベージェフ首相の下での会議で、同首相により承認された要求にコメントする際、「我々の予算法に規定される基準によれば、もしロシア連邦の首長体がこの基準に応えており、海外市場に進出するつもりなら、その首長体は、ロシアのソブリン(国家)ランキングより低くないランキングを2つの国際レーティング機関から得る必要がある」と述べた。
シュワロフ氏の発言によれば、外国からの借入を当てにできる基準は現段階ではモスクワとサンクトペテルブグルだけが満たしているが、将来的にはこのような可能性は5つの地方が持つことができるだろう。すでに現在、ハント-マンシ自治管区のユグラは上記に必要なレーティング「安定予想のBBB格」をFitchとS&P社の2社から受けている。
しかし、財務省が「プライム通信」に説明したところによれば、同省はこの地方のレーティングは政令の基準を満たしてないとみなしている。なぜなら、ムーディーズがつけるレーティングは国家レーティングより2段階低い(必要なレーティングはBaa1なのにBaa3)からとのことだ。
第一副首相の言葉によれば、財務省は、状況をモニタリングし、必要に応じては、地方が外国での財政融資を受けるためには3-4年後には地方への要求は変えるかも知れないとし、「しかし、最初はこの予算法がどのように作用するかを見る必要がある」と述べた。
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シベリアで最大のガラス製造工場がノボシビルスクに誕生するかも知れない
「統合ガラス工場」社のダビッド・ヂャラゴニヤ社長は、同社が2015年にノビシビルスク産業ロジスティックパーク(物流パーク、露語略PLP)に、シベリアと極東のアルコール製造企業にアルコールボトルを供給するために、年産6億ボトルの生産能力を持つガラス製造工場を建設する計画を立てていると発表した。
ヂャラゴニヤ社長は、ノボシビルスク州投資評議会の会議で、「我々は、すでに、リペッツクの我が工場で技術を先に稼働させた。現在は、ノボシビルスク州で順応させているところだ」と述べた。
彼は、同社は、製品輸送の際リペッツクからの輸送費を掛けずに、そのことにより消費者にガラス瓶の価格を下げるためウラル以東に工場を建設することを決定した。自社製品を同社はシベリア、極東、さらにカザフスタンの飲料水メーカーに供給する計画だ。ヂャラゴニヤ社長は、同社のパートナーにはヘイネケン、コカコーラそして「バルチカ」(ビールメーカー)があることをとりわけ指摘した。
「コンシューム・エクスポ-2014」見本市がモスクワの「エクスポセンターで開幕
非上場株式会社「エクスポセンター」は広報室を通じて、世界の20ヵ国から国民消費製品の主導的メーカーと納入企業400社以上がモスクワの同センターで開幕した「コンシューム・エクスポ-2014。冬」と名付けられた国際見本市に参加していると発表した。
発表では、伝統的に「エクスポ・センター」では「コンシューム・エクスポ」から新しい見本市年度が始まり、今回は29回目を数え、年に2回国民消費製品のプロの産業家たちが集う主要舞台として継続して開かれていると指摘している。
見本市の総面積は3万4000平方メートルを占める。見本市の一環で設置された専門サロンでは、国民消費製品市場についての完全概要が判る。とりわけ、「ホウムスタイル」社の小間では家庭用の消費製品一式が幅広く揃っており、「ヴィタヴァヤ・テクニカ」(家電技術)社は台所や家庭用の新開発品や様々な日常家電を展示している。また、「コジガランテレイア」(革製小物品という意味の社名)の小間では、靴、アクセサリー、洋服、最近の流行のコレクションが展示されている。さらに、「パダールキとスーベニール」(贈り物とお土産)や「ラズビーチエ・ビジネス、ガト-ヴイ・レシェーニエ」(事業の発展とターンキー・ソリューション)社も小間を出している。近々市場に登場する新しい製品は「ノービンキとイノベーション」社の特専門展示部に陳列されている。
プロジェクトはロシア商工会議所とモスクワ市政府の支援の下で非上場会社「エクスポセンター」により実現された。
200万以上の乗客がハバロフスク空港を利用
約210万以上の乗客が2013年にハバロフスク空港のサービスを利用した。これは2012年の11%増だった。この旨、株式公開上場企業「ハナロフスク・エアポート」社のウェブ・サイトで発表された。
国内航空線では、昨年の指数より11%増の170万人の乗客が同空港のサービスを受けた。同空港でのロシア国内の飛行ルートで最も需要があったのは、モスクワ、ユジノサハリンスク、ウラジオストク、ノボシビルスク、ペトロパブロフスク-カムチャッツキーへの飛行だった。
国際航空ルートでは年間のハバロフスク空港の乗客の流れは通年で10,8%増の38万3940人に達した。国際線ルートでは同空港の乗客で最も人気が高かったのはバンコク、ソウル、北京、東京そしてプーケット(タイ)だった。
同空港による2013年の処理貨物量は前年の16,2%増の3万1240トンに達した。
これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。
全ての記事は(全部で6つあります)ウェブ・サイトhttp://t21.nikkei.co.jp/ で閲覧可能です。
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