プーチン、ロシアの石油産業の発展のための会議を行う
21:5428/10/2010

 

プーチン、ロシアの石油産業の発展のための会議を行う

ロシアのウラジミール・プーチン首相は、木曜日(10月28日)、サマラ州を実務訪問し、エネルギー省が作成したロシアの石油施設の発展のための長期戦略に関する会議を行った。

ロシア内閣広報室の発表によると、会議は「2020年までの期間を対象にした石油産業の発展の総合スキーム案」に関するもので、イーゴリ・セチン副首相、セルゲイ・シマトコエネルギー相、多数の地方自治体の知事、関連省庁の代表者、石油企業の幹部たちが参加した。

この会議の目的は、広報室の発表では、2020年までの期間に石油セクターの機能が予算面と経済面で最大限の効率を発揮できる条件を設定し、さらには、発展の主要な方向性を定めることにあるとのことだ。

 

 

ロシアとウクライナ、ガス価格交渉協議を継続

ウクライナ向けのロシア産ガスの価格問題は、ウラジミール・プーチン首相が水曜日(10月27日)にキエフを訪問した際に協議されたが、交渉の詳細については両者は公表されていない。

ロシアのエネルギー相セルゲイ・シマトコは、ガス納入とガス価格について協議されたのか、そしてどのような結果になったのかとの記者団からの質問に答えた際、「もちろん協議した。すべては継続交渉となる」と述べた。

ウクライナのニコライ・アザロフ首相は、ロシア・ノーボスチ通信社とのインタビューで、ウクライナのためのロシア産ガス価格は、変化した現実を踏まえて決定されねばならないと言明した。シマトコは、あらゆる観点から、ロシアは、天然ガス価格の計算式の変更に関する提案を検討していることを最近発表していた。

 

 

プーチン、ロシアはエネルギー分野でのウクライナとの協力に満足

ロシアのウラジミール・プーチン首相はキエフでの記者会見で、ロシアはエネルギー分野でのウクライナとの協力に満足しており、今後も対話を継続する用意があると言明した。

プーチンは、「ウクライナのためのガス価格は大幅に引下げられた。ウクライナ政府は、そこから得られた数十億ドルになる原資を、現行の問題を解決するために、極めて効果的に利用している。我々は今後も関心のあるすべての項目に関して対話を継続していく用意がある」ことを強調した。

 

 

これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti  (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。

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以上。