司法当局、ハバロフスク地方で中国への木材の密輸ルートを遮断段
13:5520/08/2009

司法当局、ハバロフスク地方で中国への木材の密輸ルートを遮断段

 

極東警察及び司法当局とハバロフスク税関は、中国とロシアの市民で組織された操作部隊の情報によれば、中国へのロシア産木材の密輸ルートを遮断した。そして国際犯罪グループの参画者や犯罪の手口のスキームも判明した。中国への不法輸出は11件摘発され、ロシア刑法188条4項(密輸に関する法律)にもとづき11件の刑事事件が提訴された。税関への書類作成の際は、被疑者たちは、密輸木材の原産地に関し不十分な情報を提示し、彼らは、管理下にある組織から上がる情報を利用し、木材輸送に関する偽装会計操作を行ない、密輸木材があたかも正当に中国に輸出したかのような工作を行なっていた。

 

 

 

 

ドン地方の自動車監視員、「ヤーブロチヌイ・スパース」祭りで、交通違反者に林檎を配る

 

ロストフ-ナ-ダヌー市のロストフ自動車監視局の職員は、市民の間では「ヤーブロチヌイ・スパース(林檎救世主)」とも呼ばれている「主イエスの変容」祭(8月19日に行なわれる)を祝して、水曜日(8月19日)に、交通違反を確認する議定書と共に違反者に林檎を配った。主イエス変容祭は4世紀の始まった。伝統により、この日には、聖体礼儀(祈祷式)の後、林檎やその他の果実に照明を当てる。従い、市民の間ではこの祭りを「ヤーブロチヌイ・スパース(林檎の救世)」とも呼んでいる。

 

 

 

 

 

もし国家がインフラ整備の出費を補償するなら、モスクワの住宅価格は安くなるだろう

 

モスクワの第一副市長で経済政策総合局々長のユーリー・ロスリャクは、ロシアの、とりわけ、モスクワの住宅価格は、もし国家がインフラ整備に掛かった経費を投資家に補償してあげるなら、大幅に安くすることができるだろうと表明した。ロスリャクの発言によると、この政策を政府が取れば、モスクワの1平方メートル当たりの価格は4万ルーブル程度に、その他の都市でも約3万ルーブル程度になるだろうとのことだ。ノーボスチ通信社が専門家に対して行なったアンケート調査では専門家は、モスクワの住宅の2次市場での供給価格は平均で3,4%下落し、1平方メートル当たり6063ドル、すなわち18万7945ルーブルであると査定している。

 

 

 

 

モスクワっ子は、モスクワ郊外の住宅の需要の約60%を占めている

住宅会社「ミエリ-ノヴォストロイキ」社の調査では、モスクワ郊外の住宅を求める総需要のうちモスクワっ子が占める割合は2009年度で60%になったと伝えている。同社の概算の試算では、本年最初からだけでもモスクワ州にある住宅や不動産に対するモスクワ市民の需要は10%増大した。同社は、モスクワ郊外の住宅への関心のこの高まりは、ここ数年の安定的な傾向になっている。これは、首都の土地価格が高騰し、エコノミクラスの市民はモスクワ市の境界に当たるモスクワ環状自動車道の外にある住宅を求めざるを得ない状況になっているからだと分析している。同社の情報によれば、モスクワ郊外にある都市のうち、2009年度の住宅供給数では、クラスノゴルスクで全需要の約20%を占めている。続いて供給が多かったのはレウトフとバラシハの約17%、次にシェルビンカとポドリスクの約15%、そしてリュベルツィとコチェリニキが15%を若干下回る供給数だったとなっている。

 

 

 

 

モスクワの人口動向の予測

 

2010年度のモスクワの社会経済予測について協議された火曜日のモスクワ市政府会議で、モスクワ市議会下院の予算及び財政委員会議長のイーゴリ・アントノフは、モスクワ政府は来年度の就業可能年齢で24万人減という雇用数の際立って著しい減少を予測したと発表した。発表の内容では、「モスクワでは市民の人口が増加するかどうかについては否定的な傾向が続き、市民の人口の自然減のプロセスも継続することが予測されるが、それは市民の年齢構成に条件付けられるものだ」と説明している。しかし、同時に、市の総人口は、外来者のお陰で、増えている。報告によれば、2008年にはモスクワでは常に1048万9000人居住していた。2009年にはモスクワでは1052万7000人、そして2010年には、市の人口はさらに3万人増えると予測している。

 

 

 

 

 

モスクワ郊外の木材の12%10年後に消滅する可能性あり

 

ロシアのグリンピースの木材局々長アレクセイ・ヤロシェンコはノーボスチ通信社に記者会見で、新しく施行されている森林法が不完全なためにモスクワ郊外に存する森林の約12%が10年後に消滅する可能性があると言明した。ヤロシェンコは、衛星撮影の分析から得られたデータは、1991年からモスクワ環状自動車道から半径約25kmの地域では約4%の木材が消滅しているが、これは、多数の建物が建設されたり伐採されたことも大きな原因であることは否定できないと述べた。

しかしながら、彼は、木材に関する状況が悪化しているのは新しく施行されている森林法のためだと指摘した。彼は、新しい森林法は、「一時的」という概念を定義づけないで「一時的」な設備や建物を建設することを可能にさせる、いわゆる「リクリエーション的賃貸」建物を建設することが可能になっていると指摘した。

 

 

 

 

 

ロシア鉄道会社、上半期にサハリンの鉄道の軌道の改造に2億ルーブルを送金

 

「ロシア鉄道社」は2009年上半期にサハリン鉄道の線路の軌道を1067mmの幅から全ロシアの基準になっている軌道幅1520mmに改造するために2億ルーブルを送金したと発表した。

2009年の間だけでも、ロシア鉄道社は、サハリンの鉄道の改造のために6億ルーブル程度を投資する計画を立てている。発表の中では、サハリン島の鉄道の軌道をロシア共通の1520mmに改造すれば、年の平均の車両稼動コストの節約になり、鉄道自身の競争力を高め、車両走行数も少なく出来、車両速度を高め、そしてサハリン島の経済をもっと集中して発展させることが可能になると説明している。