メドベージェフ、中小企業の支援策について協議
政府は交渉室を通じて、ドミトリー・メドベージェフ首相は、モスクワ郊外のゴールキ村で中小企業支援のための会議を開いたと発表した。
発表によると「ドミトリー・メドベジェフ首相は、中小企業支援策のための会議を開き、国民福祉基金の資金を利用を始め、中小企業に融資し易くする種々の手段の提案、そして融資の保証(保証契約)を提供するメカニズムを向上させる問題について論議した」とのことだ。
会議には、イーゴリ・シュワロフ第一副首相、アンドレイ・ベロウソフ大統領補佐官、アントン・シルアノフ財務相、アレクセイ・ウリュカエフ経済発展相、エルビラ・ナビウリナ中銀総裁、そして銀行界及び実業界の代表たちが参加した。
ロステク、「カラシニコフ」の社長にクリボルチコの任命を確認
国営企業「ロステク」(旧名ロステクノロジー)は広報室を通じて、ロシアノーボスチ通信に、コンツェルン(大規模複合企業)「カラシニコフ」の社長に、コンスタチン・ブスイギン氏に替わり、アレクセイ・クリボルチコ氏が任命されたことを発表した。
「2014年1月30日にロステクの諮問評議会は、コンツェルン「カラシニコフ」の社長に新しい株主アレクセイ・クリボルチコ氏の任命を承認した。彼は、1月31日からその職務に着任した。彼の課題には、コンツェルンの編成を完了させること、生産の近代化、新しいモデルの兵器の開発、輸出を含む販売の拡大、そして企業の収益性の向上がある」と広報室の代表者は語った。
アレクセイ・クリボルチコ氏は投資の増大と生産管理の経験を持つ。さらに、彼は、破産の危機のあった「ロストフ民間航空機工場」を1年間で利益体質の企業に押上げた効率の良い危機克服マネージャー(管理者)として自分を売り込んだ。
彼が一連の企業の株主であり指導を実践している「トランスマシ・ホールディング」社も、国防省の利益のために重要な契約を締結し実行している。さらに彼は、アジア市場でオフセット取引(見返り契約)や兵器の輸出納入を展開していた「ロスアバロンエクポート」社での仕事をしていた際にも、見事に自分を売り込んだ。
ウリヤノフ自動車工場、企業休業後、作業を再開
ソラーズ(SOLLERS)ホールディングの構成にある株式公開上場企業ウリヤノフ自動車工場(UAZ)は、月曜日(2月3日)ロシアノーボスチ通信に、企業休暇の後、作業を再開したと発表した。
現在企業では8500人が勤務している。従業員たちは12月25日から2月3日まで企業休暇状態にあった。この時期に生産工場では、生産、とりわけ、エイゼンマン塗装設備の近代化が起こった。
「UAZ」は、ロシアの自動車会社「Sollres」の構成に入っており、完全オフロード乗用車及び商用車、さらに、UAZ商業ブランドでマイクロバスの生産に特化している。
同社は、毎年、20種類以上の車種で7万台の自動車を生産しており、そのうち20%は輸出用として納入している。
ゴーリキー自動車工場、企業休業後、作業を開始
ゴーリキー自動車工場GAZはロシアノーボスチ通信に、同工場の従業員たちが2014年1月9日から31日まで続いていた有給休業後、作業に現れたと発表した。工場休業中には、生産設備の近代化が行われた。主な作業は、塗装溶接ラインで新しい装置を設置したことだった。
GAZグループは、ロシアで最大の商業輸送車のメーカーだ。ロシアの10地方で18の生産企業、販売及びサービス組織を統合している。生産しているのは軽量及び中型商業車、重量トラック、バス、乗用車、道路建設機械、動力設備そして自動車構成部品だ。GAZの本社はニージニー・ノブゴロド(旧名、ゴーリキー)にある。同社の主要株主は、機械製造ホールディング「ルースキエ・マシーヌイ」(ロシアの機械という意味の社名)だ。
Uralsブランドの石油の1月の平均価格、4,8%下落
財務省のアレクサンドル・サコビッチ専門家は「プライム通信」に、ロシアの主要輸出品であるUralsブランド石油の2014年の1月の平均価格が、2013年の1月が1バレル111,81ドルだったのに対し、106,43ドル(1万1068円)に下落して推移していると発表した。
2013年通年のUralsブランドの石油の平均価格は、2012年通年に記録された110,52ドルから2,39%下落した1バレル107,88ドルだった。
これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。
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