AvtoVAZ、工場最適化後に500人以上を解雇
AvtoVAZ自動車のセルゲイ・ザイツェフ労働組合代表は、従業員の350人以上が工場最適化宣言後に解雇したことを発表した。
トリアッチ自動車工場(VAZ)では人員削減があるかも知れないことが判明してから、工場内には1月30日に正規従業員削減のために自分の労働活動ができなくなり、まだ年金受給年齢に達しない授業員に労働斡旋の支援と相談に応じる雇用コンサルトセンターの拠点が設置された。
「雇用相談コンサルトセンターの作業開始から全部で360人の従業員が退職表明を提出した。これは主に両者の合意による作業停止者だけを指す人数だ」と取材に応じた労働組合の代表者は述べた。
先週だけでも、ザイツェフ代表の言葉によれば、さらに約200人の従業員が退職したと言う。
これに先立ち、東方地方発展省の要請により「ソラーズ」社の幹部は、退職に追い込まれた「AvtoVAZ」の従業員をウラジオストクの工場で受け入れる可能性について検討することに着手していた。カリーニングラードの「Avtotor」社もまたAvtovazの解雇従業員を受け入れる労働斡旋の可能性について検討している。メディアには、チェチェンのラムザン・カディロフ大統領もアルグン市に建設される自動車工場にAvotoVAZの従業員を受け入れる決定を採択したとの情報も先に出現していた。
ロシアの最大手の自動車工場AvtoVAZは、1月23日、2014年に正規従業員数を7500人削減する意向を表明していた。同工場では、この削減は工場の新しい経営陣により作成される経営健全化緊急総合策の一環で計画されたものだと説明している。
AvtoVAZの四半期ごとの報告によると、2013年の第3四半期では従業員の平均人数は6万7135人に達していると言う。
OAKの航空機年間製造数は約50機になるだろう
統合航空機製造会社(OAK)は2014-2016年に総数150機以上の軍用及び民間航空機を製造することになる。
Yu.A.ガガーリン記念、コムソモリスク-ナ-アムール航空機製造工場のミハイル・ポゴシャン社長は、国防相のセルゲイ・ショイグ元帥に、水曜日(2月12日)に、「年間総計すると、各年生産数は約50機になるだろう」と報告した。
ポゴシャン社長は、国防注文は現在OAK社の主要作業になっていると指摘した。彼は、同社にとって国防注文の金額は2013年には450億ルーブル(1440億円)、本年は500億ルーブル(1600億円)を超えるだろうと発表した。
OAKの社長は、「昨年は、Il(イリューシン)-112型機を始め軍用機も民間機も航空機すべてを製造するための向こう3年間で総額800億ルーブル(2560億円)の契約が結ばれている」ことも報告した。
ロシア、新農業年度には、2200万トン以上の穀物を輸出できる
ロシア農業省作物製造部のピョートル・チェクマリョエフ部長は全ロ農業会議で、ロシアは2014年7月1日から始まる新農業年シ-ズンには2200万トン以上の穀物を輸出できると表明した。
ロシア農業相省は本年度シーズン(2014年7月1日まで)の穀物輸出は1年前の1600万トンに対し、2000万トンと予測している。
ロススタット(ロシア連邦統計庁)の総収穫量の概算データでは、2013年にはロシアは、正味重量ベースで2012年比28%増の9130万トンを収穫したとしているが、ロシア農業省は2014年には9500万トン以上の穀物を収穫することを課題に設定している。
チュコトの1月の金採掘が倍増
チュコト自治管区の産業政策局の代表者は水曜日(2月12日)、リアノーボスチ通信に鉱山採掘企業は、金では2014年の1月に昨年1月の1,240トンに対し2,654トン、銀では9%増の1万3604トン採掘したと発表した。
取材に応じた対話者は「1月の金はすべて鉱山から採掘され、砂金鉱床では採掘作業は行なわれなかった。採掘量のリーダー格企業は、従来と同じく、クーポル鉱床で972,5キログラムの金(8,4%減)と1万1993トンの銀を採掘した株式公開上場企業「チュコトGKK(検層)」(カナダのKinross Goldの構成会社)で、同社はさらに、さらに、ドゥヴァイノエ鉱床で935,28キロの金そして964,41キロを採掘した(2013年の7月に稼働を始めた)」と述べた。
2013年通年ベースではチュコト自治管区の企業は、金では昨年比35,14%増の24,646トン、銀は逆に13,33%減の165,319トンを採掘したと言う。
アナパ、国際展示会で自身のリゾート地を紹介
約160の総合的療養リゾート設備企業が、水曜日(2月12日に)アナパ(クラスノダル地方にある黒海沿岸のリゾ-ト地)で開催された「アナパはロシアの最高の輝く太陽」と題する第21回国際観光見本市に参加する。
クラスノダル地方知事広報室は、「見本市の出品物では、アナパのリゾート地の非常に様々なリゾート健康保養設備、休息・観光用の商品、さらに、保養装置がすべて紹介される」と発表した。
アナパ市長は、見本市ではクラスノダル地方のみならず、カザフスタン、ウズベキスタン、ベラルーシ、その他ソ連崩壊後誕生した国々の観光旅行会社もあらゆる保養地を総合的に展示すると詳細を明かした。
見本市は、「全ロシアの児童保養地と見なされているロシアの黒海沿岸の保養地として人気のあるクラスノダル地方の健康療養リゾート観光総合施設の発展」の特別目的計画の一環で開催される。見本市は金曜日に終了する。
毎年、この最も太陽の輝かしいロシアの黒海沿岸の1つであるリゾ-ト地方には約400万人の休息者が訪問する。
これは、Kotsyuba Sergey によって収集及び編集された、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社) 報道のダイジェストです。この情報を使用する場合、必ず、RIA Novosti (ロシア・ノーボスチ通信社)、を引用して下さい。
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